ダイハツ・タントの給油口レバーの場所に困っていませんか。
このガイドでは、タントの給油口レバーの位置や開け方について詳しく解説します。車種や年式ごとに設計が異なる場合もありますので、最新情報を交えて解説していきます。
運転席足元を重点的に確認したり、キャップの扱い方を見直したりすることで、初めて給油口を操作する方でも安心して対処できます。
目次
タント給油口レバーの場所はどこ?
タントの給油口レバーの位置は年式によって異なりますが、一般的には運転席足元のドア側付近に設置されています。
初代タント(L350系、2007年~2013年)では、左足の横あたり、ドア近くのフロアコンソール下にレバーが付いています。
レバーには燃料ポンプのアイコンが刻印されていることが多く、見つけやすい目印になっています。
一方、2代目以降のタント(L375系、2013年~2022年)では、燃料口レバーの設計が変更されている車種があります。
モデルやグレードによっては、車内にレバーが存在せず、外側から給油口を開けるタイプもあります。
もしレバーらしき部品が見当たらない場合は、車をアンロックしてから右後ろ側にある給油口を軽く押してみてください。
運転席足元をチェック
通常、給油口レバーは運転席の左側フロア、足元付近にあります。
シート横から少し手前に伸びた細長いレバーを探しましょう。床面から少し浮き上がっているため、視認しやすい形状です。
給油のアイコンや「FUEL」といった表示がデザインされている場合もあります。
モデル・年式別の違い
タントの各世代によって給油口の開き方が異なります。初代ではレバー式でしたが、2代目・3代目ではレバーを廃止しているグレードもあります。
例えば、2017年以降のモデルでは、レバーがなく給油口を外側から開ける機能を採用しているものがあります。
このため、自分のタントがどのタイプなのか把握することが重要です。
取扱説明書も参照
最も確実なのは取扱説明書で位置を確認することです。
車両に付属のマニュアルには、給油口レバーや開け方についての図解・説明が記載されています。
もしマニュアルが手元にない場合は、ダイハツの公式ホームページや販売店サイトで電子版を入手して確認するとよいでしょう。
タント給油口レバーの開け方・操作方法

給油口レバーを操作するには、まず車のドアロックを解除します。
ドアロックがかかっている状態では給油口もロックされる場合が多いため、リモコンキーや集中ロックで完全にアンロックしてください。
その後、運転席左側の足元にあるレバーを奥から手前側に引きましょう。レバーを引くと「カチッ」という音とともに給油口が解放されます。
給油口が解放されたら、車を降りて右後方のフタを開けます。
フタは手で開けられるようになっており、中の給油キャップを取り外せば給油できます。キャップは反時計回りにひねると外れます。
給油後はキャップをしっかり締め、燃料口のフタを押して閉じます。最後にロックがかかっていることを確認しましょう。
車種によっては、給油口レバーを引かなくてもリモコンの開錠操作だけで給油口が開くタイプもあります。
取扱説明書に従って、スマートキーでの開け方を試してみると、レバーが無くても給油できる場合があります。
開け方の手順まとめ
- エンジンを停止し、ドアロックを解除する。
- 運転席足元の給油口レバーを手前に引く。
- 車外に出て、給油口フタを開ける。
- 給油キャップを外し、燃料を補給する。
- キャップを締め、給油口フタを閉じて完了。
給油口キャップの外し方・締め方
給油口のフタを開けたら、給油キャップを取り外します。
給油キャップは反時計回りに回すことでロックが外れます。必ずゆっくりと回転させ、落下しないよう片手でキャップを押さえながら外してください。
給油後はキャップを元通り締め、フタを閉めて「カチッ」と音がするまで押し込みます。
レバー無しモデルの開け方
レバーがないモデルの場合は、車両のロックを解除した状態で給油口を外側から押して開けます。
給油口周辺にある小さなスイッチやセンサーに指を当てるだけでフタが跳ね上がる装置もあります。
このような車種では、内装には給油口を開ける直接的なレバーは存在しませんので、外部からの操作を試みましょう。
タント給油口レバーのトラブル解決法

給油口レバー周りにトラブルが発生すると、給油ができなくなり焦ってしまいます。
レバー操作時に違和感がある場合は、ワイヤーが切れていたり、レバー本体が破損している可能性があります。
ワイヤー切れはタントでも起こりうるトラブルなので、レバーを引いた感触が軽い、空回りする場合は故障と考えてください。
また、レバーを引いても給油口が開かない場合は、内部の機構が固着しているおそれがあります。
錆や汚れでワイヤーやスプリングが固まって動かないこともあるため、レバー周りを清掃し潤滑剤を吹き付けてみるのも有効です。
しかし、無理に力をかけるとレバー自体が折れるおそれがあるため注意しましょう。
これらの対策で解決しない場合は、早めにプロの整備工場に相談することをお勧めします。
整備工場では専用工具で給油口を開放し、ワイヤー交換や部品交換などで確実に修理してくれます。
安全を優先し、自己判断での無理な修理は避けましょう。
レバーが動かない・戻らない
給油口レバーを操作しても「カチッ」と音がしない、あるいはレバーが戻らない場合、内部のケーブルが外れている可能性があります。
ケーブルが切れてしまうと、レバー操作だけでは給油口を開放できなくなります。
この場合は無理にレバーを動かそうとせず、一度給油口周囲に余計な力が加わらないよう注意します。
給油口周辺の清掃・メンテナンス
給油口周辺にホコリや結露が溜まっていると、キャップやフタの開閉時に抵抗が生じることがあります。
また、ワイヤーにも湿気がたまると錆びやすくなるので、車検時の点検や洗車時にレバー周辺を軽く拭くだけでも効果的です。
それでも症状が改善しない場合は、ワイヤー交換など専門的なメンテナンスを検討しましょう。
専門業者への相談
給油口の故障は自力で直すのが難しい場合が多いので、専門業者への相談が安心です。
ワイヤー交換・給油口部品の修理には特殊な工具が必要となることが多く、自宅での作業は推奨されません。
修理費用は部品代と工賃がかかりますが、適切に修理してもらえばその後は通常どおり給油できるようになります。
タント給油口レバーがない場合の対応
近年のタントには給油口レバーを廃止したモデルがあります。
レバーがなくても給油口は必ず用意されており、リモコンキーの解錠操作やフタのダイレクト押しで開ける仕組みを採用しています。
レバーが見当たらないときは、車両のロックが解除された状態で給油口に触れてみてください。
多くのレバー無し車種では、アンロック後に給油口の外側を軽く押すと、バネの力でフタが弾みます。
もしボタン式の開閉機能がある場合は、ダッシュボードやセンターコンソールのスイッチにも目を向けましょう。
スマートキー装着車の場合、キーを携帯して車両に近づくだけで給油口が解錠されることもあります。
レバー無しモデルを確認
タントの最新版(2023年以降のモデル)には給油口解放の方法が変更されている場合があります。
レバーがないことをはっきり確認するには、まず車のロックを解除し、給油口に直接触れて反応を見ます。
何も動作しない場合は、車両設定で給油口リリース方法を調べる必要があります。
給油口ボタン・静電式スイッチ
車によっては給油口開閉用のボタンが用意されています。
メーターパネル付近やドア内張りに「燃料」マークのボタンがないか確認してください。
あればキーで解錠後そのボタンを押すと、給油口が開く仕組みです。
鍵を使った開錠方法
一部には給油口フタに小さな鍵穴が設けられている場合があります。
鍵穴がある場合は、そこにキーを挿して回すことで給油口を手動解錠できます。
鍵穴を見つけられない場合でも、キーで解錠後に給油口を押すことで開く設計の可能性も高いです。
その他の対処法
上記方法で開かない場合は、車両下部やトランク内に非常用レバーがないか探してみましょう。
輸入車などでは見られるケースですが、タントでは稀です。
それでも開かないようであれば、販売店や整備工場に問い合わせてサポートを受けましょう。
まとめ

タントの給油口レバーの位置は運転席足元が基本ですが、モデルチェンジによりレバー自体がない場合があります。
レバー式の車種では、ロック解除後に足元のレバーを引いて給油口を開けましょう。給油後はキャップとフタを確実に閉め、ロックを確認してください。
レバーのトラブルやレバーがない車種では、車のマニュアルやメーカーの案内に従って無理なく給油口を開けることが大切です。
以上のポイントを押さえれば、タントの給油で困ることは減るはずです。安全に給油し、快適なカーライフを送りましょう。